チリ大地震・東海日本チリ協会「チリ地震救援募金」ご報告

新聞の報道や当協会のホームページで募金の協力をお願いいたしましたところ、たくさんの温かいご支援をいただき、総額は4月10日までに317,508円(3,363ドル相当)となりました。皆様のお気持ちが確実に伝わるようにと検討を重ねた結果、被害の大きかったタルカウアノ市で復興に尽力するライオンズクラブに直接送金することにしました。4月15日付けで送金し、4月24日に現地通貨で1,748,327ペソの受領が確認されました。その後の報告でこのお金はタルカウアノ市サンタ・クララ地区の住民の救援に当てられ、具体的には毛布や家庭用品が53世帯に配られ、建築用の釘なども購入されました。

ライオンズクラブ会長のルイス・セプルベダ氏が当協会から送った手紙を読み上げて、日本から贈られた大勢の人たちの気持ちである旨を説明されると、サンタ・クララの皆さんから拍手と歓声が上がり、遠い日本からの支援にとても喜んでいたとのでした。これは募金を発足して良かったと思える瞬間でもありました。また、この様子は現地の新聞、ラジオでも報道されたとのことでした。タルカウアノ・ライオンズクラブからの感謝状には、購入品の領収書のコピーが添えられており、真摯な対応が窺えました。

チリが再建し、元の美しい、元気な国となる日が来ることを願って、「頑張れ!チリ」のエールを送りたいと思います。皆様のご協力大変有難うございました。