メキシコ料理:Pozole(ポソレ)

料理教室当日のメモとレシピをもとにこのレシピを作成しています。間違っている箇所もあるかと思いますが、ご参考までに。

ポソレに使ったトウモロコシはインターネットで取り寄せました。ここのサイトはスペイン語かポルトガル語だけです。
The Amigos

スペインが侵略してくる16世紀までのメキシコでは人間の生贄が頻繁に行われていました。スペインの修道士が生贄の慣習をやめさせるように、生贄の替わりにポソレを捧げるように諭したというのが始まりといわれています。「聖なる食事(Comida Sagrada)」がその由来だそうです。

【材料】(10人前)
・レタス 1個
・レモン 3個
・オレガノ
・鶏の胸肉

【スープの材料】
・大きなコーン 1KL(今回はペルー産の白いとうもろこしを使用しました)
・水 20カップ
・にんにく 1個
・たまねぎ 3個
・ローリエ 1枚
・塩 少々
・コンソメスープの素(粉末)

ポソレ材料

【作り方】
コーンの下準備はコーンの種類によって2日ほどかかります。乾燥させたコーンだと2日ほど水に浸して置く必要があります。また水に浸したコーンは写真にある茶色の芯の部分を外しておきます。


(1)深鍋を用意します。圧力鍋があるならば時間を短縮することができます。
コーンを20カップの水に入れ、(にんにくと玉ねぎは切らずに)玉ねぎ、にんにくと一緒に煮ます。

(2)お湯が沸騰したら鶏肉の胸肉を加えます。
コーンは2時間ほど柔らかくなるまで煮ます。
コーンがゆであがった目安は花のように粒が開いたタイミングになります。この状態をスペイン語でEstá florecido.と言います。花のように開いたコーン

(3)鶏肉の胸肉が煮えたら取り出しほぐします(または細かく刻みます)。コンソメと塩を加えます。コンソメの量は各自適量と思った分量を入れてください。料理教室当日はかなりの分量を入れました。

(4)玉ねぎを4つ切りにし、4つ切りを二つ鍋に入れます。

(5)レモンはくし切り、レタスは大きめの千切りにします。

(6)ポソレのお皿を用意します。(3)でほぐした鶏肉と千切りレタス、オレガノ、レモン汁をお好みで入れて召し上がれ。